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FEVER DRAGON NEO 稽古日誌
FEVER DRAGON NEOの本公演「RING」の稽古日誌です。 「RING」の参加者が順番に稽古の様子をお伝えしていきます。 メンバー紹介も随時していきます! お楽しみに!!!
プロフィール

Author:FEVER DRAGON NEO
《次回公演情報》
★FEVER DRAGON NEO VOL.5★
    『RING〜Starting Over〜』
脚本・演出:黒蛇
2008年8月22日〜24日 大阪in→dependent theatre 2nd

出演:KAORU(J-nesis 女子プロレスラー)・植松寿絵(女子プロレスラー)・大多和愛子・樹・井上貴代・栗原あゆみ(女子プロレスラー)・渡辺ふみ(劇団Peek-a-Boo)・遠山奈都子

仲澤剛志(Nine★Stars)・小林ともゆき(劇団宇宙キャンパス)・金子俊彦(『熊猫楼』)・守屋建史・鶴田マミ(劇団マグネシウムリボン)・一石よしふみ・寒河江裕太・小池はじめ・小山洋平・鬼頭真理菜・石井宏明(劇団B-tops)・小田竜世  他


★FEVER DRAGON NEO VOL.6★
    『FAKE〜フェイク/偽りの顔〜』
脚本・演出:黒蛇
2008年11月27日〜30日 笹塚ファクトリー
2008年秋・・・極彩色の情熱が、安土桃山の世界を炎上させる・・・
乞うご期待!!!


mixiのコミュニティーを作りました!!!
皆様のご参加をお待ちしております!

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ありがとうございましたっ
20080131113603
遠山奈都子です○┓ペコ

今月10〜14日まで、
劇団空とぶ100マイル
第8回公演
poetic act vol.1
『春マチ小唄』
に客演しておりました。
ご来場いただいた方々、本当にありがとうございますm(_ _)m


今回は、初めての演出家さん、共演する方々も、スタッフさんもほぼ初めましてな感じでした。
作風も私にとっては新しい発見の連続…!
戸惑いや迷いもたくさんあれど、
………なにが辛かったって、日々襲って来る筋肉痛(笑)
見ていただいた方ならわかっていただけるかと思いますが、90cmの高さをくぐって出たり入ったりしなければいけないセットだったので…。
何度も背中が当たってセットを破壊しかかりました(汗)


今年最初の作品、というのもあり、昨年末はギリギリまで稽古。もちろん年明けも、稽古。
というわけで舞台を終えてやっと新しい年になった感じがします。

この勢いにのって今年は今のところ四本の舞台に出演予定です\(≧▽≦)丿

ここで獲たたくさんの事を糧にさらに飛躍の年にしたいと思いますっ☆


最後に、この場を借りまして、本公演にご来場いただいたお客様、協力、応援していただいた方々、スタッフ並びに共演者の皆様。
本当にありがとうございましたm(_ _)m

これからも、まだまだ至らない部分もあるとは思いますが、精進していきますのでどうぞよろしくお願い致しますっ!
20080131113604


  遠山 奈都子

KAORU対狂虎7
20080131113703
植松の言葉

カオルさんは、金網をよじ登り始めた…電流の流れている金網を…
「狂虎…聞こえてるか…世界って凄いよなあ…本当にいい先輩を持ったよな、私達…お前、半分意識ないのに楽しそうだもんな…」
…カオルさんは、飛ぶ気だ…あの金網のコーナーから…3Mはあるかと思う高さから…アジアン・フェニックス…そう、ミズーリの試合でカオルさんはやっぱり飛んだらしい…そして、世界から異名をもらった…不死鳥…あそこに私達は届けるのか…いえ…必ず追い付きます…コーナーに立っているカオルさん…そこの世界からは、何が見えてるんですか…何を見たいんですか…
カオルさんの口元が少し動く…「…長与…私は負けていない…」…一気に羽ばたくカオルさん…世界で最も高く美しい…〔ムーンサルトプレス〕…「うおおおおおお」会場内は地震のような悲鳴と歓声…狂虎の上に不死鳥は舞い降りた…グワシャアアアアアアアア…軋む肉体…揺れるリング…全身から蛍光灯の破片をボロボロと落としながら、カオルさんは立ち上がった…
…そして、狂虎を抱き抱える…「おーい…開けてくれよ…」金網は開かれ、二人は自分との闘いから帰ってきた…カオルさんは、少し泣いている…「…強くなったな…お前等…本気でやっと勝てたよ…若手の頃、脱走してたの嘘みたいだな…」
…長与さんが歩いて来て、二人に水をかけた…血が流れ落ちていく…そして、時代が動いていく…「ふうう…さっぱりした…長与ありがとうな…」…「おう」
…「狂虎…胸張って…歩いて帰れ…」…私と狂虎は、アリーナの花道を歩いて帰った…道場を脱走して二人で帰ったことを思い出す…後ろで偉大なる先輩二人がたたずんでいる…そして…こんな声が聞こえて来た…「おっしゃあ!!これがプロレスだよ…さあ来いよ…格闘技…来いよ、レイラッ!!…あたしがアジアン・フェニックス…GODの…GODのKAORUだ、こらっ!!!…」
KAORU対狂虎6
相川の言葉

山崎は「BGMっ!!」と叫ぶ…狂ったような第九が流れ始める…カオルは両手に蛍光灯を持つと電流の流れる金網に投げ付けた…「バチッーン!!」…電流の爆破と共に蛍光灯が砕ける……「これが…世界なんだよ…狂虎…」…「いやあ…凄いっすね…世界って…本当、最高の先輩っす…でも…あたし…デスマッチで、負けた事ないんで…」…にやりと狂虎は笑うと、蛍光灯をカオルに投げ付ける…片手で払うカオル…「…あたしも…」蛍光灯対有刺鉄線…流れる第九…二人は血だるまである…
緒形さんが、走って来た…「おおおう!抗議の電話も凄えけど、視聴率も凄えらしいぞ!!!!…ったく、プロデューサー的にはおいしい試合だね…」
…結果は見えて来た…しかし、二人とも闘いを楽しんでいるようである…金網の電流で、狂虎の意識は半分なくなっている…片足を引きずりながらカオルは、砕け散った蛍光灯の破片の中で狂虎にエクスカリバーを決める…そして…

KAORU対狂虎5
長与の言葉

…カオル…何故か、心の中で叫んでいた…同じ日に道場に入り…同じ日にデビューをして…そしてあの日から別の道を歩いて…孤高と言う言葉がよく似合う女…美しきプライドを持つ女…
今、カオルは破壊されかけている…後輩に…凶器に…それでも、リングにいようとする…
なあ、カオル…世界はどんななの?…自由ってどう?…でも、アメリカで孤独だったんでしょう?…この闘いが終わったら、話が出来るかもな…だから…だから…「立てっ!!!カオルッ!!」気がつけば、大きな声で叫んでいた…向かいの金網では植松が「よっしゃあ!」と喜んでいる…世代…時代…まだ…まだ…
その時、カオルは「ヤマザッキッ!!」と大きな声で叫ぶ…「ダッシャア!!」と一気に全身の筋肉を硬直させ、痛みを越える…「コオー…コオー…」と、不気味な呼吸を始める…ざわつく会場…その先からはマネージャーの山崎が、何かをかかえ進んでくる…
「イッツア!ショウタイム!!」…そして…数十本の蛍光灯が、バリバリと電流に触れながら放り込まれた…
KAORU対狂虎4
金子の言葉

凄すぎた…何もかもが…
カオルさんも、狂虎さんも…足から血を流し、転げ回るカオルさん…バットを片手に、古傷の足に容赦なくストンピングを入れる狂虎さん…狂虎さんは倒れるカオルさんを引きずり起こし、金網に顔面をこすりつける…カオルさんの額からも、血が吹き出す…
そして、転がっている脚立をリングの真ん中に立てると、狂虎さんはカオルさんを担いで上り始めた…一段…また一段と、ゆっくりと…揺れる脚立…カオルさんは…、半分意識が飛んでいる…脚立の真ん中で狂虎さんは、「おらあ!見とけよ!!」と叫ぶと、カオルさんを放り投げた…ただ放り投げられるのは、一番受け身が取れない…グシャリと落ちるカオルさん…狂虎さんは、そのまま一気に駆け上がると「ウオオオオオ!!」と叫びながら、脚立から飛び降りる…フットスタンプ…あの高さから人間一人の全体重が足一点に集中し、相手の体を破壊する…まるでスローのように、狂虎さんの足はカオルさんの腹に吸い込まれた…「うげええええええええええええ!!!」…まるで丘に上がった魚のように、転げ回り飛び跳ねるカオルさん…
一気にリングドクター達が、立ち上がった…
KAORU対狂虎3
相川の言葉

圧巻である。そのゲージの中の二匹の美獣のボルテージは、最高潮に達していた。ルールなき闘い。どちらかが必ずKOで、このリングに飲み込まれる。
そして、時が来た…狂虎は何のためらいもなく、有刺鉄線バットをカオルめがけて振り下ろす。カオルは、脚立を投げ付ける。物凄い音。飛ぶバット。二人は素手で掴みあう。噛み付きあう。…しかし…美しい…その鍛え抜かれた体…立ち向かう精神…そこには命の輝きがある…芸術的暴力…感動…恐怖…ありとあらゆる感情が、わき起こってくる…闘い…太古の昔よりの習わし…今、現代に蘇る美獣…血を流し…食い尽くす…誰のために…何のために…
狂虎のバットがカオルの足を襲う…躊躇などない…「おらぁっっ!!何が世界だ、こら!!こっちゃGODなんだよ!!おめえ一人の歴史と、重さが違うんだ、こらあ!!」「がああああああああ!!!」…黒いパンツが有刺鉄線に引き裂かれ…真っ赤な鮮血が吹き出した…
KAORU対狂虎2
植松の言葉

狂虎が、耳元でボソリと呟いた…「凄い客だなあ…やっぱこれだよなあ…プロレス…」…なんだか、感傷的な言葉はきやがって…狂虎の本音に近い言葉なんて…「デートしたい!!」以外に久々に聞く…花道を進むと…巨大な金網がそびえ立つ…凄いなあ、狂虎…私が休んでいる間、こんな中で闘ってたんだ…金網のゲートが開く…狂虎が入る…頼むぜ…ライバル…負けんじゃねえぞ…そして…巨大な翼の羽ばたく音が聞こえた…つんざくような鳥の咆哮…カオルさんがきた…黒い脚立を肩に背負い…黒と紫のロングコート…革の手袋…顔にペイント…デスマッチバージョンKAORU…アメリカでは、男子レスラーでさえKOしたらしい…ゲート中央に立つ…右手を高くあげ、一気に真っ赤な毒霧を吹く…これが…世界の標準…「この試合は…両人の希望により、完全ノールール金網電流デスマッチとなります…」「うおおおおおおおおお!!!」…場内は一気に爆発した…
KAORU対狂虎1
金子の言葉

矢島さんが控室に入ったのを確認して、私は再びリングに向かいました…今私はGODに所属するか、本当にフクオカガールズに移籍するか迷っています…
GODの最後の砦…狂虎さん…ヒールだけど、グランドをやると滅法強い…どんな道場破りが来ても、2分もかけず相手にタップさせる…口癖は「バットで殴られるより、痛いもんはねえよ!!」…当たり前です…意味分かりません…気が良い人なのに、極悪だと思われて、デートも出来ない狂虎さん…そんな女の生き様を、世間はどう見てるのでしょう…
などと考えているうちに…もの凄い光景が見えてきました…リング上の刃のロゴの入った巨大な幕がふり落ちると…金網が降りてきました…場内は驚きの声です…強烈な和太鼓が鳴り始めました…「刃…2回戦…電流爆発金網デスマッチ…KAORU対狂虎…開戦!!…青コーナーより、狂虎選手の入場です!!」…アナウンサーの声が響くと、ものすごい虎の咆哮が聞こえます…「ダァシャアアアアア!!」黄金と黒のスパンコールのガウンを身にまとい、狂虎さんが入場してきました…セコンドには、植松さんがついてます…二人の敵はレイラ…そして…その前にはだかる巨大な壁…KAORUさん…

矢島きり対レイラ3
20080116173206
相川の言葉

…白い…白いタオルが…神の拳に纏わり付く…ゴングが鳴る…
レイラはゆっくりと立ち上がる…長与さんがリングに入り、矢島を抱き抱える…第九が聞こえてくる…全てが…全てがゆっくりと流れているようだった…誰もが矢島は立てると思っていた…誰もが長与の運命の強さを信じていた…しかし、レイラの牙はその運命を断ち切った…「ウォシャアアアアア!!!」…叫ぶレイラ…その瞬間「うぉおおおおお!!」会場は爆発したかのように、レイラの勝利を受け入れている…強き者…全てを凌駕して上がってくる者…
…長与さんが、ゆっくりとレイラに近づく…レイラは…肩で息をしながら、ゆっくりと手を上げると…思い切り張り手をかました…微動だにしない長与さん…レイラは振り向き…歩いて行き、そしてマイクをとる…「ふっー…あっー…怖かった…私は…怖がりで臆病で…ずっとイジメられていた…中学のあだ名は、ウジ虫…だから怖い…プロレスは怖い…でも…闘うから…これ見てさ…少しは勇気出してくれる人いるかなあ…いたら…ちょっと嬉しいけど…人は変われるよ…矢島っ…長与っ…あたしが優勝すっから…もう一回挑戦してこいよ…」
…大歓声の中…決勝戦進出確定一人目…天に唾はくうつけ者…〔レイラ〕…
矢島きり対レイラ2
「ウォリャアアアア!!」…考える間もなかった…まるで豹が獲物を襲うように、レイラはしなやかに矢島の片膝を駆け上がると、顔面に強烈な膝を入れる…スタンディングからのシャイニングウィザード…倒れた矢島に、サッカーボールキックを容赦なく叩き込む…何発目かの蹴りを矢島は無意識のうちに掴み、そのままレイラを倒す…目は虚だ…多分記憶は飛んでいる…それでも、相手を探す…そして…そのまま矢島は倒れ込んだ…レイラは、矢島にとどめをさそうと…マウントポジションに入る…「…倒せば…そうそう人間の体の厚みって変わらないってさ!!」…神の拳が…振り下ろされそうになった時…
矢島きり対レイラ1
相川の言葉

「ヤッジッーマ!!」物凄い声援の中、矢島は入場して来た…セコンドにはウンスクがついている…会場内は異様な興奮状態だ…長与さんの棄権…時代の象徴のような、矢島対レイラというマッチメイク…ロープをあげ、矢島をリングに迎え入れる長与さん…絵になる…全てが絵になる…矢島のプロレスには、長与さんの遺伝子が流れている…試合はなくとも…長与さんの存在は、あまりにも巨大だ…刃というのは、きっと…全員が長与さんの歴史と闘っているのかもしれない…
しかし…一人だけ…一人だけ…その歴史の外からやって来た黒船…〔レイラ〕…何が最強か…何故最強か…今…真っ赤なライトの中…プロレス・ハンター・レイラが、静かに入って来た…口にマウスピースをはめている…第一試合では、付けていなかった…上半身はもう汗ばんでいる…強い…間違いなく強い…彼女は、一人でこの会場を…プロレスの歴史を…変えようとしている…
矢島は…レイラを睨んでいる…長与さんも…ウンスクも…平然としているレイラ…指を高くかかげ…叫んだ…「一分っ!!!…決めてやっから…矢島…」
☆大多和愛子出演情報☆
劇団宇宙キャンパス10th act

「つきあたりをみあげれば…」
2008年1月24日(木)〜27日(日) 大塚萬劇場

とある繁華街。その中心から少し外れた、裏道の、つきあたりを見上げた場所にひっそりと在る喫茶店。そこに集まる人々のおバカでおセンチな物語。

<キャスト>
キムラシゲオ
小林真弥
芳賀信吉
菊田健吾
上岡一路
小林ともゆき

大多和愛子(FEVER DRAGON NEO)
塚本健一(マグネシウムリボン)
石井宏明(劇団B→tops)

柳瀬翼
和泉奈々(七色空間)
寒河江裕太
波多野孝
笠原久未(KNOCKS)
小池創
尾鷲知恵
飯村勇太
高橋かおり(進戯団夢命クラシックス)
鬼頭真理菜
金子俊彦(『熊猫楼』)



<日程>
1/24 19:00
 25 19:00
 26 14:00/19:00
 27 13:00/17:00

<チケット>
日時指定・全席自由
前売3000円当日3500円
高校生以下
1500円(劇団のみ取扱。要学生証)



劇団HP
http://uchucan.web.fc2.com/
謹賀新年
皆様、2007年、FEVER DRAGON NEOレギュラーメンバー 始め、本公演作品〔RING〕の応援ありがとうございました…2007年は、各役者の他方面での活躍、〔東京芸術劇場〕での興業、そしてKAORU選手、植松選手との出会いと躍進目覚ましい年でした。これも一重に関係者の皆様、そしてお客様の力があったからこそです…2008年は8月に初の関西遠征、11月には久々のチャンバラアクションと話題の作品をガツン!!と提供致します!2008年も燃える竜が如く爆進致しますので何卒応援の程、よろしくお願い致しますっっ!! 小田竜世